136. シャトー・レオヴィル・ポワフェレ 2008
ボティ感 ★★★★★
果実味 ★★★★★
酸味 ★★★★☆
生産国/生産地 フランス / ボルドー
ワイナリー シャトー・レオヴィル・ポワフェレ
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン
テイスト 辛い
価格 グラス : 円
ボトル : 25000円
アルコール度数 13.5%

ソムリエコメント1
【おすすめ料理】
鶏と肉料理

【インポーター情報】
レオヴィル3兄弟の1つ、サン・ジュリアンでも優れたシャトー
サン・ジュリアンに3つある"レオヴィル"3兄弟。レオヴィル・ラス・カーズとレオヴィル・バルトン、レオヴィル・ポワフェレの3つのシャトーは、かつて1つの領地でした。そしてレオヴィル・ポワフェレは、数度にわたる分割を経て1840年に誕生。1979年に、一族ディディエ・キュヴリエが所有者となり、格付けシャトーとして、常に先頭を率いるワインを造りを目指します。それからは、セラーの近代化やセカンドワインの導入、新樽使用量の増加、厳しい選抜、ミシェル・ロラン氏のコンサルタントなどによりワイン造りのクオリティが大幅に上昇。そのような取り組みを証明するかのように2000年以降、全てのヴィンテージにおいてパーカーポイント90点以上を獲得するという極めて安定した実力をみせています。パーカー氏は、「レオヴィル・ポワフェレの畑の可能性について博識なボルドー人に尋ねると、ほとんど誰もが口をそろえて、ポワフェレにはメドックで最も深遠といえる赤ワインを生み出せる土壌と能力があると答える。それどころか、中にはレオヴィル・ポワフェレの土壌はサン=ジュリアンの二級シャトーのどこよりも優れているという人もいる」(『ボルドー第四版』)と語っています。

サン・ジュリアンは、メドックの中央に位置し、クラシックなボルドースタイルに魅せられるタルボやレオヴィル3兄弟の格付けシャトーはじめ、シャトーとシャトーが隣合うこじんまりとした村です。 ジロンド河沿岸に向かってなだらかに傾斜した地形と砂利質土壌のおかげで水はけがよく、また広々とした平地のため、どのシャトーも日当たり、風通しとも良好。またヴィンテージの影響を受けづらい環境でもあり、こういった恵まれた条件が親密感と美徳、抜群の安堵感を与えてくれるワインと言われる所以。