橙 オレンジワイン

155. アルトゥーラ アンソナコ
<Altura Ansonaco >

グラス : 円  ボトル : 9900円
155. アルトゥーラ アンソナコ
ボティ感 ★★★★☆
果実味 ★★★★☆
酸味 ★★★★☆
生産国/生産地 イタリア / トスカーナ州
ワイナリー アルトゥーラ
品種 アンソナカ主体、その他トレッビアーノ、マルヴァジーア等
テイスト 辛い
価格 グラス : 円
ボトル : 9900円
アルコール度数 13.5%

ソムリエコメント1
【おすすめ料理】
鶏と肉料理

【インポーター情報】
ジリオ島は、トスカーナ南端の海岸から約14km沖合い、総面積わずか23.8㎢キロ(東京・足立区の半分以下の広さ)の小島である。ワイナリーのオーナー、フランチェスコはローマで数学教師や詩人として暮らした後、40歳で島に移住。海沿いの崖に、壊れかけた石積みのテラス状だった耕作放棄畑の手入れを始め、2000年が初ヴィンテージとなった。栽培は例のないほど激務で、フランチェスコでないと務まらないだろう。主に白はアンソナカ(シチリアのインツォリアと同じ品種)、赤はチリエジョーロ、カナイオーロなど18以上の品種の混醸で造られる。白は年にもよるが、約1/3をスキンコンタクト。また、赤は6ヶ月前後の超・長期果皮浸漬を行う。白・赤ともにたぐいなく個性的かつ濃密で、飲み手の感性と抱擁力が試されるという趣きがある。ちなみにこの島は、16世紀ローマの哲学者アンドレア・バッチの地中海ワインに関する著作で「ジリオ島の赤ワインは絶品である」と記述される由緒も誇る。近年ではヴィニタリーのガイドブック「5 star Wines」内に、2016年から始まったナチュラル・ワインの特別枠にも選出されている。